Plywood Sign Stand

Tomoya  2022

このサインスタンドは、薄くスライスした木材を積み重ねて接着した合板「Plywood」に曲げ加工を行い構造を作る事で自立しています。また、サインを表示する部分が明確にわかるように立体的なくぼみの加工を加えて、表示枠を表現しています。

Tomoya Quality
 
 

 

 

 
立て看板にはプラスチック製のものや、木材であっても表裏に表示部のあるいわゆる「A型」のものが多いですが、表示するのは片側で十分なシーンも多く見受けられます。
そのような理由から最小限の自然材料を用いて、環境に配慮したスタンドをデザインしました。
 
 

 

 

 
上部には取っ手となる穴がついており、片手でストレスなく移動することが可能です。底面にはアジャスターがついているのでどのような場所でも水平を保ち、さらに安定性を必要とする場合は底板の上に重りを載せる使い方もできます。
 
 

 

 
表示部にはインクジェット出力や、カッティングシート等のメディア、市販の黒板シートを直に貼り込む事が可能です。
美しい木目が入った本体は、モダンな空間に調和し、温もりを与えてくれます。

 
Photos by Michiko Hisafuji